コーレーグース

こんにちわ!
毎度お馴染み菅谷です^^
今日は沖縄の調味料といえば!でご存知の方も多い「コーレーグース」についてお話しします。
泡盛に島とうがらし(キダチトウガラシ)をつけた沖縄そばやチャンプルーにかけて使うことが多い調味料(お酢を加えたものもあったりします)。少量でも辛味がとても強く独特の風味が楽しめます。
沖縄の方言では泡盛の古酒のことを「クース」と読む事とコーレーの語感から「辛い泡盛」って意味なのかと勝手に思っていましたが島の方に聞いてみるとどうやら違ったみたいです。「コーレーグース」で元々は唐辛子そのものを指す単語、だそうです。現在では単語の用法が変わってきているので唐辛子を指してコーレーグースと呼ぶくとは少ないそうですが・・・。九州に唐辛子が初めて伝わった際(ネットで調べたら16世紀以前にはすでに九州に伝わっていたそうです)に「高麗胡椒(コーライゴショー)」と呼ばれていて、こちらが方言で訛り、「コーレーグース」となったと伺いました。
ただ、他にも諸説あるようで前述の古酒(クース)が関わっているとか、高麗薬(方言で読むとコーレーグスイ)が語源では?なんて説もあり、どれも文献などの証拠が乏しく定説が複数あるみたいです。調べてみると色々と興味深いですね!
調味料としての起源も面白くて、ハワイに移民した沖縄出身者の方がハワイでよく使われる「チリペッパーウォーター」(唐辛子と塩を水やワインビネガーに浸したもの)をヒントに考案した、との説が有力とのこと。やはり暑い南国では唐辛子を用いる文化が土地は違えど自然と発生するのですかね?
めんば〜るではオリジナルで漬け込んだコーレーグースをご用意しています!

宮古島で作っている泡盛と島で取れた島とうがらしのみでシンプルに仕上げています。市販のものと比べすっきりとしていて、とうがらしの風味が豊かに香るのが特徴ですが
とっっっっっても辛いです!!
なので初めてご使用になる際にはちょっとずつ!かけてみてください

当店の人気メニューのゴーヤチャンプル〜や宮古そばによく合います!店頭では100mlで500円にて販売してますのでぜひご自宅でも使ってみてください。それでは今日はこの辺で失礼します!