石敢當

こんにちわ!
毎度お馴染み菅谷です^^
タイトルの単語、読めますか??

「石敢當」はいしがんとうと読み、沖縄で古くから信じられている魔物=マジムンを撃退する、魔除けの役割を果たす石碑です。わたくし、菅谷、よく沖縄出身に間違えられる外見をしておりますが、千葉県出身でございます。関東で育った私からすると、どうにも馴染みのないこの石碑、街の至る所で見かけます。
調べてみると、発祥は中国福建省の風習で、日本では沖縄本島をはじめ、我らが宮古島を含む周辺諸島にも分布しています。
沖縄以外だと、薩摩諸島や奄美諸島を含む鹿児島県にも多く存在するようですね!それ以外で確認されている箇所は極めて少なく、大分や宮崎、東日本側だと埼玉に2つ、栃木に1つあるそうです!
鹿児島県内には約1100個ほど設けられているそうですが、沖縄県内はゆうに1万個を超えるとのこと。宮古島内のY字の分岐路や、T字路の突き当たりに設置されています。
なぜかというと前述したマジムンは直線方向にしか道を進めず、曲がることができません。そのためT字路やY字路にぶつかるとそのまま家に入ってきてしまいます。それを防ぐのが、石敢當だそうですよ。
同じ日本国内とはいえ、さすがは島国。地域ごとの特徴的な風習がたくさん見られるのも醍醐味ですよね。
来島の際はぜひ目を止めてみても面白いかも?