スパイスのチカラ 第二回

こんにちわ!菅谷です!!!

今日も元気に営業しております。先週に引き続きまして、スパイスのお話です。今日のテーマは「香り」です。

●桂皮(ケイヒ)

桂皮と聞くとピンとこない方も多いのではないでしょうか?こちらは洋名をシナモン、言わずと知れたスパイスの王様です。世界最古のスパイス、とも言われており、食用や薬品としての歴史は紀元前まで遡るほど。

独特の甘みがある香りとほのかな辛味が特徴で、西洋東洋問わず、料理から飲み物、菓子類と幅広く用いられています。めんば〜るでは自家製辣油を作る際に欠かせないスパイスです。血行促進作用があり、冷えた体を温めてくれます。また香りの主成分、シンナムアルデヒドには毛細血管の修復改善効果があると昨今の研究で明らかになっていて注目を浴びています。パウダーで手に入るのでカレーの隠し味やコーヒーラテに一振りしてみてもいいですね!

●八角(ハッカク)

中国料理の王道、トンポーローに使用することが有名なスパイスです。独特な風味が特徴で中国では豚肉や川魚の匂い消しで使用することが多いそうです。洋名はスターアニスと呼ばれ、西洋ではメインディッシュよりもお菓子作り、中世の頃は石鹸の香りづけに用いる用法がポピュラーな食材です。こちらもめんば〜るでは辣油作りに使ってます。気になる薬効ですが、健胃整腸作用に優れ、食欲増進にも効果あり。

ご家庭で使用する際ですが、やはり豚の角煮に加えてみるのはいかがでしょう?ポイントとしては豚肉を炊く際にネギや生姜と共に入れて煮込んでみてください。ただし!少量でも香りが強いので入れ過ぎにはご注意を!

●陳皮(チンピ)

乾燥させたみかんの皮です。日本では七味唐辛子に使われているのがお馴染みですね。パッケージを開けた瞬間から爽やかな柑橘の香りが広がります。中国では南部の広東省でよく用いられるようです。細切りにしたものを蒸し魚に加えた料理が有名だそうで、美肌効果や肝機能の向上に加え血圧降下にも期待できるとのこと!

いかがでしたでしょうか?健康にも美味しさにも一役かってくれるスパイスのお話でした。ご紹介した以外にも魅力的なスパイスがたくさんあります。めんば〜るで使ってる物以外も機会があればご紹介していきますね。それではまた来週。